アニメ感想(マスターキートン)
マスターキートン(全39話)
キートンが世界中を飛び回って何かに絡む話。有能かつお茶目な主人公が大体解決する。(研究も講義もほぼしないあたり、本当に考古学者になる気はない。)絵はかなり古臭いが、時代背景も古いのでマッチしててよかったし、お決まりで流れてくるBGMも雰囲気でててよかった。ただし、話数が多いのもあるが似たようなキャラ多い。大きな話なのに最終話以外は全部1話ごとに話が完結する、とてつもない台本の構成能力。話ごとの差が激しくて、退屈な回もあるが、すぐ思い出せるレベルで印象の強い感動的な話がかなり多かった。
具体的には表しにくいが味のある作品って感じだった。歴史的に踏み込んでくる雑学も、心情的な部分をうまく掴んだ描写も、やたら説明してくれるキートン先生のセリフも他の作品では得られることはないもの。百合子ちゃん筆頭に大体子どもが有能だった。色々とツッコミどころあるのも逆によかった。
名話リスト
3話 ラザーニェ奇憚
8話 交渉人のルール
14話 心の壁 (一番すき)
18話 フェイカーの誤算
21話 アザミの紋章
22話 シャトー・ラジョン1944
25話 砂漠のカーリマン
26話 家族
28話 アレクセイレフからの伝言
30話 瞳の中のハイランド
満足度80