アニメ感想(刀語)
刀語(全12話)2010年
奇策士とその刀が12本の剣を求めて日本中を旅する話。金と時間と人員が潤沢に使われているためベースの部分でかなりの高品質なアニメぽい。
・月に1本の1話1時間アニメ
・1時間なので1話ごとに起承転結があって完成してる
・1枚1枚浮世絵ぽくて背景画の書き込むがジブリレベル
・エンディングは毎回新しいのものが作られている
・しかも和テイストでBGM含めてどれもいい
・ナレーションが池田昌子
・タイトル文字もかっこいい(最終回のは泣ける)
しかし、相変わらずの言葉遊びや、激しい物語とは逆にNHKお伽話のような絵だったことが人を選ぶものとなっている。
多く登場するキャラも全てが濃くてかなり魅力的だったし、そんなにシーン自体は多くはないが戦闘シーンとBGMは鳥肌が立つほど面白い。話も結構奇想天外な部分と深い部分があって、時代劇風な部分と現代風のものが混ざっていて12話見て一度も飽きはしなかった。説明しづらいけど切ないそれぞれの愛を描いてたと思う。笑いあり涙ありで見てよかった。とがめかわいい。みんな死ぬので虚無感があり余韻が凄い。
刀語 [時すでに始まりを刻む] [Full] - YouTube